高級老人ホームの5つの特徴を徹底解説

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ハイレベルな環境での生活や、自分らしい生き方を送りたい方におすすめなのが、高級老人ホームです。高級老人ホームに興味はあるけれど、「何がそんなに高級なの?」というのが気になるところではないでしょうか。ここでは高級老人ホームはどんな施設でどんなサービスが受けられるのか。高級老人ホームの特徴や魅力を徹底解説していきます。

高級老人ホームの特徴

豪華で充実した設備

高級老人ホームで特徴的なのが設備の豪華さです。多くの施設は敷地が広く、高級ホテルのの様な作りになっています。もちろん住まいとしての使いやすさも考慮された上で、特別な空間に住んでいるという感覚が毎日味わえます。また、豪華な居住環境に加え高級老人ホームでは一般の有料老人ホームにはない魅力が充実しているのも特長です。以下一例です。

  • 温泉・プール・ジム・シアタールーム・カラオケなどの設備
  • 豪華な季節行事やプロを招いた演奏会などのイベント
  • ゴルフ・陶芸・英会話など様々なジャンルの専門講師を招いた教室

質の高い食事

居室において自分で準備することも可能ですが、高級老人ホームではダイニングスペースで提供される料理も魅力です。高級老人ホームは入居者のニーズに応え、食事内容に力を入れているところが大半を占めています。有名シェフを招く施設もあり、和・洋・中・エスニックなど、幅広い種類の料理を楽しむことができ、飽きることない工夫がされています。栄養バランスが計算されているだけではなく、固さや塩分濃度なども、入居者それぞれの体調に配慮した食事提供を受ける事もできます。

立地が良い

高級老人ホームの立地は都心部またはリゾート地の2極化している傾向にあります。

都心部では外出のしやすさや面会などのアクセスしやすい駅から近い立地が多いです。逆にリゾート地など自然環境豊かな場所も多く、利便性を重視するか住環境を重視するか、いずれにしても入居者の求める住環境の希望にマッチし易い立地を選ぶ事ができます。

スタッフへの教育に力を入れている

高級老人ホームは、入居者がより快適に心地よく過ごせるよう、多くの高級老人ホームはスタッフの基本的マナーや挨拶、おもてなしなどのスタッフ教育を徹底しています。スタッフ教育は当然の事の様に感じますが、設備同様一般の老人ホームとは段違いの丁寧な対応を心掛けられています。

医療・看護体制が万全

高級老人ホームでは、介護付き有料老人ホームで義務付けられている人員配置よりも人員配置数が多い施設がほとんどで、手厚いサポート体制を受ける事ができます。また、医療面では24時間看護師を配置や近隣の医療機関との提携などの体制が整えられていることが多いです。緊急事態にはすぐに対応できるよう、近隣の医療機関や施設内・敷地内の常駐医療スタッフが常に待機しているため、安心して暮らす事が可能です。

高級老人ホームの費用の相場

一般的な有料老人ホームに比べ高級老人ホームはかなり高い費用がかかります。手厚いサービスや充実した設備は魅力であり理想的ですが、サービス重視で選んでしまうと、払い続けられないという問題が発生します。終の棲家として考えるのであれば「費用を払えるか」ではなく「費用を払い続けられるか」という部分を重々注意しなくてはなりません。

費用相場

料金システムは施設ごとに大きく異なります。毎月一定金額が必要となる点はもちろん、施設によっては初期費用として入居時にまとまったお金を支払うこともあります。入居時費用が1,000万円を超える有料老人ホームは高級老人ホームと考えらえています。一般的な有料老人ホームでは入居時費用は0円~1,000万円程度、月額費用は25~30万円前後ですが、高級老人ホームと呼ばれる施設の入居時費用は0円~8,000万円代、月額費用は0円~200万円代とかなり高額です。

支払い方法

全額前払い方式

入居して過ごす期間の家賃を一括して全額前払いする方法です。その後にまとまった支払いが発生しないため、経済的見通しが立てやすいことがメリットです。全額前払いのほうがトータルで支払う費用は安く設定されている場合が多いようです。ただし、何らかの理由で入居一時金や月額利用料が値下げされた場合でも、差額の返金などはされません。

一部前払い方式

一部を入居一時金として前払いし、その他は月ごとに支払う方法です。入居一時金には返還金制度があり、想定入居期間を償却期間として償却期間内に退去した場合は、残った期間分を返還金してくれる制度です。注意点としては、入居期間が長くなるほど退去時の返還金は少なくなります。また、全額前払いに比べると月々の費用が割高に設定されている場合があります。

月払い方式

家賃やサービス費用を毎月支払う方法です。長期入居を希望する場合、一番割高となる可能性がある支払い方法ですが、別の施設への入居待機をする間だけ過ごしたい、家族との同居が決まっているが、準備が整うまで過ごしたいといった短期間の利用となる場合は、月払い方式が安く済むでしょう。

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高級老人ホームを選ぶときに注意すべきこと

自分に適した環境であるか

せっかくの老後生活、リゾート気分を重視し「好環境の土地で毎日快適に過ごしたい」と希望するのはもちろん悪い事ではありません。しかし、気候の変化や町の雰囲気など、生活の変化によるストレスは軽視できません。環境や設備は、これまでの生活範囲やライフスタイルと大きく変化しすぎないよう注意したほうが良いかもしれません。

また、高齢者向けの生活設備ではありますが、バリアフリー設備や、部屋の広さ、スタッフとの距離感などが、入居者本人にとって心身共に快適な生活を送るのに適しているか確認することをオススメします。一般の介護施設同様、見学や体験入居可能施設もありますので、可能な限りそれらを活用し充分に納得できる施設を探しましょう。

入居条件を確認する

いくらお金が支払えても誰もが高級老人ホームに入居できるとは限りません。施設により入居条件が設定されており、介護サービスが受けられる施設であっても、入居時点では「自立」(要支援または要介護に非該当)であることが条件であることや、重度の要介護や高度な医療を必要とする健康状態になった場合、退去となる可能性もあります。また、途中退去する必要が出た場合、入居一時金の償却期間によって返金される額も異なる上、高級有料老人ホームではその金額が高額になるため細心の注意が必要です。月々の支払いの中に施設スタッフによるサービス(家事代行や病院への付き添い、安否確認など)の必要費用が含まれていますが、どこまでがサービスの範囲内になるのか、何が追加でオプション料金になるのかといったことも確認しておくとよいでしょう。

更に、あらゆるサービスで個々の理想が叶えられる高級老人ホームですが、あくまで集合施設であることから、施設側も他の入居者とのミスマッチを避けるために、面談や審査の結果によっては入居を拒否することもあるようです。

まとめ

高級老人ホームは、費用が高額なため、誰でも入居出来るというわけではありませんが、その費用と見合う設備や対応が充実しており、より良い老後を送れるよう環境が整えられていることがわかりました。多くの場合、老人ホーム・介護施設は終の棲家と捉え、長期的に過ごす場所と考える方が多い筈です。その時に、より良い生活環境で過ごしたいと誰でも思うのは必然です。では、何が可能で何が不可能なのかを踏まえ、「自分にとってのより良い施設とは何か」をじっくり考えてみてはいかがでしょうか。